
有明海は上で説明した通り、約6メートルの干満の差があります。有明海苔はその干満差をうまく利用して海苔作りが行われているのです。
まず、漁師たちは海に大量の支柱を立てて行きます。そして潮が満ちているうちにその支柱に海苔の網を張っていくのです。
こうすることで、海苔の網が海の中にある時間と海の上に露出する時間と二つの時間ができることになります。
潮が満ちているときは海の中で栄養をぎっしりと受け止めます。潮が引いて海の上に露出したらお日様の光を浴びてしっかりとうま味を閉じ込めるのです。
これは有明海という特徴的な漁場でしかできない海苔の生産方法であり、他の海苔漁場のようにずっと海に浸かりっぱなしでできた海苔とは違う茜色に輝く海苔が出来上がるのです。
