
有明海の海水の比重は、海苔の産地である瀬戸内海が26~27度の比重であるのに対し、22~23度と非常に低いのも特徴です。
この比重の違いで、海苔にどういった違いが産まれるかというと、海苔の硬さに差が産まれます。
瀬戸内海などの海の比重が高い産地では、黒い海苔ができますが、硬いです。
一方、有明海のように比重が低いと河川水が混じり柔らかくとろけるうまい茜色の海苔が出来上がります。有明海は、このように海苔の産地としては最高の環境をもった漁場なのです。
しかし、柔らかい海苔はたいへんなことに、雨が長続きすると1~2日で網から流れてしまったり、腐れて商品にならなくなったりと一般の海苔と比べて手入れがものすごく大変になります。
だから、有明海苔の漁師は、毎年が一年生なんです。
毎年気候は違いますので、毎年違う海苔の操作が必要となり、毎日が真剣勝負になります。
生産性の面ではまったくの安定性がない有明海苔ですが、その分おいしいのりが期待できるのです。
是非、椛島泰文が厳選した 焼のり「海王」をお試しいただければと思います。


